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スパイダーソリティア(1スート)

スパイダーソリティア(1スート)

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全画面では横向きがおすすめです

スパイダーソリティア(1スート)は、52 枚のデッキ 2 組・合計 104 枚をすべてスペードにして遊ぶ 1 人用のカードゲームです。10 列に配られた 54 枚のうち表向きは各列の一番下の 1 枚だけ。1 つ下のランクへ重ねていき、K から A まで 13 枚そろった並びは自動で取り除かれます。8 組すべてそろえればクリアです。

早わかり

人数1
デッキ数2組
ジョーカーなし
難易度やさしい
コンピュータ対戦なし

遊び方

使う札・配り方・テーブル

スパイダーソリティア(1スート)は 52 枚のデッキを 2 組、合計 104 枚で遊びます。ジョーカーは使いません。このバージョンでは 104 枚すべてがスペードなので、山札の中身は「同じスートの A から K」がちょうど 8 組そろっている状態です。ランクは A=1、2 から 10 はその数字のまま、J=11、Q=12、K=13 と数えます。

最初に 54 枚が 10 列に配られます。左から 4 列は 6 枚ずつ、残りの 6 列は 5 枚ずつです。表向きになるのは各列の一番下の 1 枚だけで、その上に重なっている札はすべて裏向きです。どの列に何枚あるかは見えますが、何の札かは読めません。つまりゲーム開始時点であなたが知っているのは 104 枚のうち 10 枚だけで、テーブルには 44 枚の裏向きの札が残っています。

残りの 50 枚はテーブルの脇の山札に置かれ、5 回に分けて配られます。1 回の操作で 10 列すべてに表向きの札が 1 枚ずつ増えます。ステータス欄には、配れる残り回数、取り除いた組の数(N/8)、まだテーブルにある裏向きの札の枚数、手数、経過時間がいつでも表示されています。制限時間はありません。時間はこの 1 局の記録であって、あなたを急かすためのものではありません。

札の重ね方と並びのまとめ移動

このゲームの操作は 2 種類しかありません。列から列へ札を動かすか、山札から配るかです。

列の中ではスートを問わず、ランクが 1 つ下になるように重ねます。8 の上に 7、2 の上に A、K の上に Q というふうに、1 つ上のランクの札の上にならどの札でも置けます。各列の一番下の札はいつでも 1 枚だけ持ち上げられます。複数枚をまとめて動かせるのは、それが同じスートで途切れずに降順に続いた並びになっているときだけです。このバージョンは 104 枚すべてが同じスートなので、テーブル上で段差なく下がっている並びはどれもまとめて運べます。ここが完全版よりずっと入りやすい理由で、たとえば 9-8-7-6-5-4-3-2 の 8 枚は、どこかの 10 の下へ 1 つのかたまりとして移せます。

空列はテーブルでいちばん価値のある場所です。空列にはどの札でも、動かせる並びならどれでも置けます。特定のランクでなければ置けないという制限はありません。ただしこの自由さは、次に説明する配る条件と裏表の関係にあります。

上の札を動かして、その列の一番下に裏向きの札が現れると、その札はすぐに表になってこのゲームに加わり、裏向きの枚数のカウンタが 1 つ減ります。裏向きの札をめくることだけが、新しい情報が手に入る唯一の道です。

配るときの 2 つの条件

動かせる手が尽きてきたら、山札から 1 行配ることができます。10 列すべてに表向きの札が 1 枚ずつ乗ります。配れるのは全部で 5 回で、残り回数は山札の横に出ています。

条件は 2 つあります。1 つめは、どこか 1 列でも空いているあいだは配れないことです。先に空列を埋めなければなりません。空列を軽い気持ちで使ってしまうと、そのあとの展開が一気に苦しくなるのはこのためです。2 つめは、5 回すべて使い切ると山札が空になり、ボタンはグレーになって「配る札がもうありません」と表示されることです。配られた札はそれまで積み上げた並びの上に乗るので、きれいにそろえた列が分断されることもよくあります。いつ配るかを決めることが、このゲームで最も大きな判断になります。

K から A までそろえて 1 組取り除く

どの列でも目標は同じで、同じスートで K から A まで 13 枚続いた並びを作ることです。1 つの列にその並びができた瞬間、13 枚はひとりでにテーブルを離れ、8 か所ある組の置き場のひとつへ移り、表示が「完成 N/8」に変わります。あなたが何かを操作する必要はありません。自分で動かして作った並びでも、配った札で最後の 1 枚がそろった場合でも同じです。いったん取り除かれた組がテーブルに戻ってくることもありません。

13 枚 × 8 組でちょうど 104 枚なので、8 組すべてを取り除いてテーブルを空にすればクリアです。8 組ですべてのカードを使うので、最後の組を完成させるには必ず 5 回とも配り終えている必要があります。

3 つの操作方法とセグメント選択

札を動かす方法は 3 つあり、1 回の操作で発動するのは必ずそのうちの 1 つだけです。

  • 表向きの札をタップする:その札から下の並びが、いちばん適した置き場所へすぐに移ります。選択状態にはならず、2 回目のタップも要りません。行き先の選び方は固定で予測できます。まず K から A がその場で完成する置き場所、次に同じスートで 1 つ上のランクの札、次にそれ以外の合法な列、最後に空列の順で、同じ条件なら列番号の小さいほうが選ばれます。
  • ドラッグする:札を押さえたまま動かすと並びがついてきます。置きたい列で放してください。合法でない場所に放すと札は元に戻り、盤面は変わりません。
  • 列を長押しする(右クリック、またはキーボードでその列にフォーカスを移して Enter でも同じ):セグメント選択のパネルが開きます。パネルではその列が拡大され、表向きの札を 1 枚ずつ読めます。▲▼ で下から何枚取るかを選び、下部には合法な行き先がすべて並びます。1 組がその場で完成する行き先には印が付き、空列も候補に入ります。行き先が多いときは候補を削らずにページ送りで表示します。確定して初めて札が動き、キャンセル・Esc・パネルの外をタップした場合は何も変わりません。

セグメント選択は、長くなった列を読むための手段でもあります。このゲームでは 1 つの列が 20 枚を超えることもあり、スマートフォンの縦画面ではそうした列を詰めて重ねるしかありません。そのとき列には密集の印が付きます。一番下の札は常に完全に読める状態のままで、それ以外はセグメント選択を開けば 1 枚ずつ確認できるので、勘に頼る必要はありません。

反則の操作で盤面が変わることはなく、黙って無視されることもありません。並びが途切れている・スートが違う・置き先のランクが合わない・空列があるのに配ろうとした・山札が空なのに配ろうとした——どれも元に戻り、理由を短く伝えるメッセージが出ます。

取り消し・ヒント・この局の終わり

取り消しに回数制限はなく、すべての操作が対象です。ふつうの移動も、配った 1 行(10 枚が元の順番で山札に戻ります)も、完成して取り除かれた組(13 枚が元の列に戻ります)も取り消せます。ある手で表になった札は、その手を取り消すと裏向きに戻ります。それがテーブルの本当の状態だからです。ただし 1 つだけ戻らないものがあります。あなたが見た情報です。一度でも表になった札はその後ずっと既知として扱われるので、ヒントがあなたの記憶より臆病になることはありません。

ヒントは、やる価値のある手を決まった優先順で示します。まず裏向きの札をめくれる手、次に列を空けられる手、次に 1 組をその場で完成できる手、最後にすでにある長い並びを崩さずに散らばった札をつなげる手です。行ったり来たりしか残っていない場合は、進展のある手がありませんとはっきり伝えたうえで、次にやるべきこと——1 行配る、先に空列を埋めてから配る、何手か取り消して別の道を試す——を示します。

ここには意図した抑制があります。テーブルに裏向きの札が 1 枚でも残っているか、山札にまだ見ていない札があるあいだは、このゲームがこの局は解けないと言うことは絶対にありません。見ていない札を覗いて判断したりしないからです。すべての札が分かっている状態——裏向きの札がなく、山札も配り終えた状態——になって初めて、ヒントは「ここから先は最後まで進められません」と述べることがあります。それも出口の付いた 1 本のバーとして表示されるだけで(同じ配りでやり直す/別の配りにする。取り消しとヒントはそのまま使えます)、勝手に負けにしたり、この局を終わらせたりはしません。計算中はバーがその状態を示し、テーブルはふつうに操作できます。計算しきれなかったときは、誤った結論の代わりにふつうの提案が返ります。

山札を配り終えたうえで合法な手が 1 つもなくなったときだけ、この局は本当に終わります。結果パネルがそれを伝え、直前の手を取り消す/同じ配りでやり直す/新しい配りを始める、の出口を示します。これはめったに起きません。山札に札が残っていて空列がなければ、配ること自体がいつでも合法な手だからです。

8 組目を取り除くと、結果パネルに時間・手数・完成した組の数と配りの識別子が表示されます。識別子はタップでコピーでき、まったく同じ札でもう一度遊べます。キーボードだけでも 1 局を最後まで打てます。U で取り消し、H でヒント、N で新しい配り、D で 1 行配る。左右の矢印キーで列の間をフォーカスが移り、Enter またはスペースでその列のセグメント選択が開き、パネルの中では矢印キーで並びと行き先を選び、Esc で閉じます。

このゲームについて

スパイダーソリティアの由来

スパイダー(英語名は Spider Solitaire)は 2 組のデッキを使うペイシェンスの代表格で、名前は蜘蛛の 8 本の脚に由来します。そろえるべき組の数がちょうど 8 つだからです。1990 年代にデスクトップ環境へ同梱されたことで一気に広まり、以来ずっと、よく遊ばれるソリティアの上位に入り続けています。

その評判を作ったのは完全版のほうです。完全版の山札にはスートが混ざっていて、まとめて動かせるのは条件の合った札だけなので、かなりの難物として知られています。いま遊んでいる 1 スートの配りは、スートの問題だけを取り除いた同じゲームで、最初に触れる版としていちばんおすすめできます。

1 スートで何が変わるのか

104 枚がすべてスペードなので、テーブル上で途切れずに下がっている並びはどれも合法で、ひとかたまりとして新しい場所へ運べます。盤面を自由に組み替えられるため、形のよい局面なら数手で整えられます。1 枚ずつ解きほぐす必要はありません。

残るのは、スパイダーソリティアの本当に面白い部分です。掘り出さなければならない 44 枚の裏向きの札、積み上げた成果を何度も埋め直す 5 回の配り、そして 1 列でも空いていれば配れないというルール。この版は運で勝つゲームではなく、正しいタイミングで空列を確保し、完成間近の K から A の並びを配った札に埋めさせないことで勝つゲームです。

ほかのソリティアとの違い

クロンダイク(いわゆるソリティア)やフリーセルでは、赤と黒を交互にしながら並びを作り、札を 1 枚ずつ組の置き場へ送っていきます。スパイダーソリティアには、そうやって少しずつ札を送れる置き場がありません。1 組は、13 枚すべてが 1 つの列に順番どおり積み上がって初めてテーブルを離れます。すべては 10 列の中で起こります。

2 つめの違いは山札です。クロンダイクの山札は 1 枚ずつめくれて、たいていもう一周できます。こちらの山札は 5 回の一斉配りとして突然やってきて、丁寧に作りこんでいた列にも容赦なく札が乗ります。その 5 回を見越して計画することが、このゲームの腕前です。

3 つめの違いは、見えない情報の多さです。開始時点で 44 枚が裏向き、さらに 50 枚が山札にあるので、あなたが知っているのは 104 枚のうち 10 枚だけです。1 枚めくるたびに計画が変わりうる——取り消しが用意されているのはそのためです。

上達のコツ

  • まず裏向きの札をめくる。 新しい札が出る手は、見た目が整うだけで何も出ない手より、ほとんどの場合価値があります。空列も長い並びも、情報から生まれます。
  • 短い列から攻める。 5 枚で始まる 6 つの列は早く底が見えます。最初の空列はたいていそこから生まれます。
  • 空列はできるだけ空けたままにする。 唯一の作業場所であり、長い並びをほどく手段でもあります。ただし配るにはもう一度埋める必要があることを忘れずに。
  • 並びは 1 つの列にまとめる。 すでに降順に並んだ札はひとかたまりで動きますが、同じ札が 3 列に散っていれば 1 枚ずつ扱うしかありません。
  • K を埋めない。 K は並びの先頭にしかなれず、ほかの札の上には決して置けません。上に札が積まれた K は、掘り出すまで動かない重しになります。
  • 配る前に盤面を整える。 10 枚の新しい札が各列の一番下に乗り、完成していない並びを分断します。つなげられるところは先につないでおきましょう。
  • 粘るより取り消す。 取り消しは無制限で配った行にも効きます。おかしくなった分岐点まで戻るのに、かかるのは時間だけです。

どの配りも必ず勝てますか

いいえ。スートが 1 種類でも、最後までそろわない形に配られることはありますし、開始時点でそれを知る方法はありません。よくあることで、あなたの打ち方のせいではありません。出口はいつでもあります。好きなだけ取り消す、同じ札をもう一度別の方針で打つ、新しい配りを始める。1 局はおよそ 8 分から 20 分で、タブを切り替えると時計は止まり、スマートフォンを回しても、ウィンドウの大きさを変えても、全画面に出入りしても、いまの局はそのまま残ります。

スパイダーソリティア(1スート) · よくある質問

スパイダーソリティア(1スート)のルールは?

52 枚のデッキ 2 組・104 枚を使い、すべてスペードです。54 枚が 10 列に配られ、左から 4 列は 6 枚、残りは 5 枚で、表向きは各列の一番下の 1 枚だけです。列の中はスートを問わずランクが 1 つ下になるように重ね、同じスートで続いた並びはまとめて動かせ、空列にはどの札でも動かせる並びでも置けます。残りの 50 枚は 5 回に分けて 10 枚ずつ配られ、空列があるあいだは配れません。K から A まで 13 枚の並びは自動で取り除かれ、8 組すべてそろえば勝ちです。

スパイダーソリティアでは一度に何枚動かせますか

同じスートで途切れずに降順に続いているぶんだけ、何枚でも動かせます。このゲームは 104 枚すべてがスペードなので、段差なく下がっている並び(たとえば J-10-9-8)はそのまま Q の下や空列へ移せます。途中が抜けている並びや、昇順になっている並びはまとめて動かせません。

スパイダーソリティアで配れないのはなぜですか

空列があるか、山札を配り終えたかのどちらかです。10 列すべてに少なくとも 1 枚ある状態でなければ山札は 1 行配ってくれないので、先に空列を埋めてください。5 回を使い切ると、ボタンはグレーになり、配る札がもうないことが表示されます。

スパイダーで K から A までそろうとどうなりますか

その 13 枚はすぐに列を離れ、8 か所ある組の置き場のひとつへ移り、完成した組の数が 1 つ増えます。自分で札を動かして作った場合でも、配った札で最後の 1 枚がそろった場合でも、完成した瞬間にひとりでに起こります。

スパイダーソリティアの空列にはどの札でも置けますか

はい。1 枚の札でも、動かせる並びでも空列に置けます。先頭にできるランクが決まっているわけではありません。作業場所として使ってかまいませんが、空いているあいだは配れないことを忘れないでください。

スパイダーソリティア(1スート)は完全版よりやさしいですか

かなりやさしいです。スートが 1 種類なら、下がっている並びはどれも合法なので、順番を 1 枚ずつほどかずに盤面を自由に組み替えられます。それでも裏向きの札と 5 回の配りがあるので、1 局はきちんとしたパズルのままです。やさしくなったのは手さばきであって、計画の部分ではありません。

スパイダーソリティアはどの配りも勝てますか

いいえ。どれだけ上手に打っても最後までそろわない配りはあり、開始時にそれを見分けることはできません。無制限の取り消し、同じ札でのやり直し、新しい配りはどれもワンタップなので、相性の悪い配りを引いても損はありません。

スパイダーソリティアで配った行は取り消せますか

はい。取り消しに制限はなく、配った 1 行(10 枚が元の順番で山札に戻ります)も、完成して取り除かれた組(元の列に戻ります)も含め、あらゆる操作を戻せます。ある手で表になった札は取り消すと裏向きに戻りますが、あなたが見た札としての扱いは変わりません。

スパイダーソリティアのヒントは解けないと教えてくれますか

本当に分かるときだけです。テーブルに裏向きの札が残っているか、山札に見ていない札があるあいだは、ヒントは見えている情報についての助言にとどまり、「進展のある手がありません」と言うだけで負けを宣告したりしません。すべての札が分かってから初めて、ここから先は最後まで進められないと述べ、同じ配りでのやり直しか新しい配りを提案することがあります。

スマートフォンでスパイダーの長い列を読むには

その列を長押しするとセグメント選択が開きます。列が拡大されて表向きの札をすべて読めるうえ、▲▼ で取る枚数を選べ、空列を含む合法な行き先が一覧で出ます。ひと目で読めないほど詰まった列には印が付くので、いつパネルを開けばよいかが分かり、推測する必要はありません。